日本人の平均身長は以前と比べたら伸びているのですが、まだまだ欧米人と比べると低いのが現状です。
低身長はコンプレックスにもなりますし、見た目のことも考えて身長を伸ばしたいと考える親御さんは少なくありません。
よく寝る子は育つといいますが、それは事実であり睡眠をしっかりととることによって身長を伸ばすことが可能になります。
それは寝ている間に成長ホルモンが活発に分泌されるからです。成長ホルモンによって骨の軟骨細胞を増やす必要があるのですが、寝ている間に分泌される成長ホルモンが軟骨細胞を増やしてくれるため、骨が伸びるつまり身長アップにつながるのです。
近頃はお子さんでも塾通いやその他の習いごとで毎日忙しく過ごしており、眠る時間が不足気味だと言われています。身長を伸ばしたいのであれば、小学生以下なら10時間、中高生は8時間の眠る時間を確保するのが理想的です。
睡眠時間だけではなく睡眠の質も関係あり!
そしてこの成長ホルモンですが、最も活発に分泌される時間帯が夜の10時から深夜の2時にかけての時間帯です。
この時間に睡眠に就くことによって、成長ホルモンの恩恵を十分に受けることができるようになり、身長アップが期待できるのです。そして成長ホルモンの活発な分泌にかかせないのがノンレム睡眠、つまり深い眠りのことです。
この時間帯に眠りについたとしても眠りが浅いとホルモンの分泌量が減少してしまうのです。身長アップを期待するのなら、10時前後には眠りにつくようにして、快眠できるような環境を整えることが重要です。