小学生〜中学生くらいまでの野球少年の特徴は身長に個人差が見られることでしょう。高校生になるとみなある程度平均的な身長に落ち着くものですが、成長期まっただ中の中学生は成長のペースに個人差があるため、格差が出やすいのです。早い子は中学卒業までに180センチを越えるケースもありますし、遅い子は150センチ台ということも少なくありません。
野球少年の身長はそのままプレイの有利・不利に関わってくるだけに問題です。とくにピッチャーは球を投げる高さがそのままバッターへの角度となるだけに身長によって有利不利がかなり出てきます。そのため「もっと身長があれば…」と悔しい思いをする野球少年も少なくありません。
そんな野球少年が身長を伸ばす方法は大きく3つあります。ひとつは適度な栄養摂取。毎日部活やチームで汗を流している野球少年なら毎日しっかりと食事を摂っているはずですが、成長に必要な成分が不足しているケースも考えられます。
前に、サプリメントの時には良いサプリメントを紹介させて頂きましたが、その以前、普段の営養摂取が最も大事だと考えています。体の成長にとくに重要なのはミネラル群。とくに骨の原材料となるカルシウムやマグネシウム、亜鉛などです。
疲れた時には甘い飲み物を飲みたくなってしまうものですが、牛乳やミネラルウォーターなどミネラルをしっかりと摂取できる飲み物を心がけましょう。現代の日本人はミネラルが不足がちといわれています。大人の基準で子供の食生活を考えてしまうと成長に必要なミネラルを確保できない可能性もありますから、親御さんはこの点も考慮してお子さんの食生活を心がけてみましょう。
普段の生活に身長アップを取り入れる!
ふたつ目は適度な運動。これは野球をやっていれば問題ないはずですが、成長を阻害するような過度な負荷には要注意です。
たとえば筋肉トレーニングは適度に行えば成長ホルモンの分泌を促す効果を得られますが、過剰にやりすぎると成長の阻害になってしまうこともあります。バーベルを使用したトレーニングなど筋肉を増やす効果は高いものの、負荷がかかりすぎる運動には注意しましょう。
そして3つ目が運動。ゲームやスマホ、ネットなどで夜更かしをしていると成長ホルモンの分泌が停滞してしまいます。疲労をしっかりとる意味でもしっかりと睡眠をとるようにしましょう。